ボールを強く打ちたいなら、単純にボールを強く打ちに行ってはいけない。 私の強く打つポイントは、「クラブヘッドをどれだけ高い位置で使えたか」重要である。 「高い位置で使う」を言い換えると「クラブヘッド下げない」「クラブを立てて」となる。...
きっちりと体の幅の中だけでクラブが動かせるようになると、クラブを立ててスイングすることが出来てきます。このクラブを立てる技術を私は「右手が上」とお伝えしてきました。 クラブが立ってくると、ダウンスイング以降で右肩を下げたままスイングしやすくなり、その結果として効率が良いインパクトと身体に優しくゴルフスイングする事が出来るのです。...
私はゴルフレッスンは、野球のノックによく似ていると思っています。 何が言いたいかといえば「ノックを打つ方の技量が、そのままノックを打ける選手の技量になる」ということです。 ゴルフレッスンの場合はノックを打つことが出来ないので、レッスン生と向き合って素振りをする事が私にとっての「ノックを打つ」という事になっています。...
ずっとマンツーマンで同じ人を定期的に指導していると、指導者もそのレッスン生さんを通してたくさん気付くことがあります。8月3日のラウンドレッスンの気付きをご紹介させていただきます。...
私のゴルフスイング指導では「ダウンスイングの最初で腰を切るような動作は極力しないでください」とお伝えしています。何故なら「腰のリード」でダウンスイングの最初をスタートすれば必ず手元が先行するからです。 ...
最近自分のゴルフが前にもまして上達してきたことが分かる。理由は明快で、体のほぼ正面に向かってテークバックを上げれるようになってきたのだ。数字的に言えば、テークバックのスタートで80度以上アウト(外)に向かって上がっていく感じが出来る様になった。もう体に対してクラブが真っ直ぐ垂直に上がる感覚に近いが、こうすることでスイング中に左腕を常に身体の左サイドに置くことが出来る。今のところ、ドライバーで3、4割の確率で出来るようになった。本当に自分にとっての大進歩だ。 最近上達してきたレッスン生さんも少しずつアウトサイドにテークバックを上げれるようになってきた。とは言っても、飛躍的に上達している人でも30度ぐらいのアウトサイドが今の限界のようだ。ただスクエアと考えられる軌道より30度ぐらいアウトに上げれるようになれば「クラブを立ててスイングする感覚」は出来てくるので、スイング精度はかなり向上するはずだ。 レッスンしていて難しいのが、この辺りの技量(少しクラブを立ててスイングする感覚が出来始めた時)になってからだ。良いインパクトで意外と飛ぶようになるので、もう飛ばしたくなりヘッドスピードを上げていってしまうのだ。その結果として、クラブが立てる動きとは逆方向に行くことになり、調子を落として苦しくなるのだ。 ただこれはレッスン生を責めているわけではない。私の指導を受けて上達しようとすれば、この調子の上げ下げを何度も何度も繰り返すことになる。それを数え切れないほどに繰り返すうちに、前よりも違和感なくクラブを立てれるようになる。そのことに気が付いた頃に大きく上達している。
レッスン動画のタイトルを「大人向け」とした理由は、私が指導している「垂木プロの身体に優しいゴルフスイング」は一般的なスイングとは概念が全く違うからだ。...
今回のレッスン動画は、クラブヘッドを振らないでボールを遠くに飛ばすトレーニングをしています。...
2つの動画を比べると、この1年の上達が見事に現れています。しっかりとフォロースルーを取れるようになったことが、大きな上達です。 「しっかりとフォロースルーをとる」と聞けば簡単そうですが、この1年の努力は結構大変だったと思います。大変だったポイントが、ダウンスイング以降で右手を使わないようにする事でした。...
私が自分のゴルフレッスンでは使わない言葉が2つあります。「遠心力を使って」と「大きなスイングアーク」です。その2つを合体すると「遠心力を使って、大きなスイングでボールを飛ばす」になります。今回のブログでは「何故その言葉をレッスンで使わないのか」を紐解いてみます。...