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決断のスピードを上げる①

 ラウンド中にプレーヤーは常に決断を迫られます。一打一打が決断です。常に決断です。林に打ち込めば、後退することも決断しなければなりません。その決断ですが、スピードが命だと私は思います。「決断はスピードが命。」私がそう思うのは「決断を早くすれば迷いがなくなる」と考えるからです。

 ここから先は私の昔話を書きます。今の私を知ってる人は信じられないでしょう。それは決断力が無かった時(プレーが遅かった時)のお話です。皆さんにも思い当たる節があると思いますので書かせていただきます。

 テーショットでのドライバーショットがフェアウェイに飛びました。次のセカンドショットの決断に入る時です。それはカートを降りる時には迷いが始まります。キャディバックからクラブを選択するときにはもっと迷ってます。「セカンドショット残り160ヤード、池越え、アゲンスト、今のスイングで6番アイアンは打つ自信がない。楽に池を超えるには5番アイアンで打てばいいが、ダフる可能性が高いダフると池だ。しかもきちんと当たれば奥のバンカーに入る可能性もある。でもパーが取りたい。池の手前に刻んだらパーは取り難くなる。しかしダフるとダボ以上になる。それは嫌だ。どうしよう。もう打たないといけない…」その迷いを引きずったまま、アドレスに入ります。そして迷いながらスイングしてしまいます。そして結果が出ます。その結果に対して思うことは「あ〜あ、やっぱりこのクラブで打つんじゃなかった。」そのミスを引きずり次のショットに望みます。自分の選択を悔やみながらのショットが続きます。これが大昔の私です。

 今の私は全く違います。もちろん今でも悩むことはありますが悩み過ぎることはなくなりました。何故変われたのかを次回のブログでお話しさせていただきます。