女性、シニアのお客様をご指導させていただき思うことは、多くの方が「腕の力」でスイングしようとされてる方が多いように感じます。クラブヘッドをボールに当てにいく技術を、インスタントに作っていくなら「Easy plan」になるかもしれませんが、その「Easy plan（クラブヘッドをボールに当てにいく技術）」はある程度上達してきた時がポイントです。技術の頭打ちが早いのです。そこそこ当てれるようになってきた時感じるはずです。「ボールが思った以上に飛ばない」そこで飛ばす為にレッスンにお越しいただいた時に、最初から指導を受けとけばよかったということになります。
色々申しましたが、私も最初に「クラブヘッドをボールに当てにいく」技術を覚えてしまったので、早期にボールを飛ばす技術を習得できなかったと言わざれえません。一度この技術を覚えてしまうと、取り除くのに非常に時間と労力が必要になります。「右手が左手の上」のスイングをある程度の形にするの3年かかるとすれば、「当てにいくスイング」を習得してる人は、それをリセットするのにまず3年かかると言わざるえません。一度リセットしてからリスタートになります。遠回りのようですが、意外と近道は一度全てを手放すことです。
最近私は、遠回りが近道なのかもしれないということ感じるようになりました。だから最初に「当てにいく技術」を習得された方も、その時はそれが最善の選択だったのだと思います。
何事においても遠回りなどないのかもしれません。自分が遠回りだと感じているだけなのかもしれません。私がゴルフから学んだ教訓です。