スイングの技術習得に「素振り」は非常に有効です。素振りをすることで磨ける技術に一つに「集中力」があります。ボールを打つ練習では集中力が「インパクト」に向かう傾向があります。レッスン生の練習を見ていると、最初のうちは「自分の動作(スイング)」に集中してますが、5〜6球も打てば集中力は「インパクト」に向かうことがあります。そして次に「強く打つ」ことに集中力が向かい、それがずれてくると「クラブの軌道に」集中し始めて、、、集中力をどこに使うかはっきりしなければなりません。
上級者ほど練習中の集中力はブレずに、その時にやるべきことを理解できていて、やるべきことに集中力を使います。「集中力をブレさせない」これは非常に重要なことです。
練習場で意識(集中力)が色々なところにブレてしまう人は、ゴルフコースではもっとブレている筈です。ラウンド中にスイングが分からなくなるのは「考えていること(意識していること)がよくブレている=集中力が散る」ことにも原因があると思います。スイングがブレる以上に、集中力がブレる方が私は問題だと思っています。
次回のブログでは私の考える素振り中における「集中力継続時間」と「技量」の関係性についてです。