これまでの人生をかけて出した私の答え

 私が学生の時に友人から教えてもらった言葉は今でも忘れていない。その友人とは今でも付き合いがあるプロゴルファーだ。彼はドライバーで常時300ヤードをゆうに超えるロングヒッターだ。当時彼は9番アイアンで私の6番アイアン以上の距離が出せていた。ある日の夕方のラウンド中に私は彼に「なぜそんなに飛ぶの?」と聞いた。その答えが「ボールは強く打てば打つほど曲がらない。」だった。

 その当時私のハンデキャップは「1」でしたが、この言葉の意味が全く分かりませんでした。この言葉の意味が分かったのは、それから10年以上経った後「交通事故に遭ってから」だった。怪我を負った自分の体でもゴルフを続けるために、子供の頃から続けてきたゴルフの考え方とスイングの全てを変えたときに「その言葉が持つ」意味を知った。それまでは私はずっと「強く打てばボールは曲がる」と思ってました。だからショットを打つのが怖かったんだ。「ボールが何処に飛ぶか分からない」という恐怖心は「打ち方が分からない」につながり「普通に打つことが出来ていたショット」をも狂わす。恐怖心を少しでも克服するために「毎日ボールを打ち続けてきた」が抜本的な解決方法は無かった。

 転機となったのは交通事故だったが、私はゴルフを始めた時から持ち続けていた「恐れ」を克服することが出来た。その内容が添付しているこの動画だ。

【ゴルフ】ユニークなテークバックレッスン PPAP編

 「テークバックの右股関節と右肘の使い方」が動画のポイントだ。

 人生の3分の1の時間を使って克服してきたものが「ショットを打つ時の恐怖心」ということを通して感じることは「教育が極めて大切である」ということだ。私が子供の頃に私の様な指導者がいれば、、、、と思う。