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壁を越えるのは「勢い」が必要。

 物事には「流れ」というものが存在すると私は考えます。「流れ」には「勢い」というものが存在します。この目には見えない「流れ」と「勢い」を使えるかどうかが、上昇する為には非常に重要だと私は考えています。

 高校野球などを見ていると良くわかります。チャンスを生かしきれなければ、必ずピンチがきます。でもピンチを凌げればまたチャンスがきます。これと同じようなことがゴルフの上達にも言えます。調子の良い悪いは必ずきます。

 ここで重要なことは、調子が良い時に自分の壁を突破することが重要です。私の指導を定期的に受講しているレッスン生の「流れ」は私自身大体掴んでいます。ですから「ここから2週間ぐらいで調子が上がってくる」「今が天井圏」「下降に入る」といことが直接指導をしていると肌感覚で伝わってきます。自分もレッスン生の皆さんと同じことを20年以上前にずっとやってきたのでよく分かります。

 私のゴルフレッスンの考え方は、調子が上がり始めると共に次の上達への種を撒き始めます。下がり始める頃に種蒔きしたのでは少し遅れ気味ではないでしょうか。少し話が逸れました。

 レッスン生には「今週、来週ぐらいは調子がいいから頑張れ」と直接お伝えします。そこがチャンスです。そしてその好調は2週間ぐらいで一旦閉じていきます。これを三ヶ月から半年のペースでやっていきます。半年頑張った成果をこの2週間で出し切って「壁をぶち破る」それの連続でシングルハンデになっていきます。

 チコちゃんではありませんが、ボーッとしていると「何も上達していない」を何年も繰り返すことになりかねません。