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バンカーショットの苦手克服するためには

 26日のラウンドレッスン中にご質問をいただきました。「バンカーショットはボールの下をすくう様に打っていますか?」ご質問をされた方は「バンカーショットが超苦手」とのことです。私はご質問をそのまま返させていただきました。「〇〇さんのバンカーショットのイメージはボールの下に、うまくクラブヘッドを入れようとしてませんか?」、、、、、、、、〇〇さんのお答えは「うまく入れようとしています。プロのバンカーショットを見るとそのように見えますから。」

 私は一瞬すごく考えました。「私はボールの下にクラブヘッドを入れるようにスイングしてないのです。」どちらかと言うと「私自身バンカーショットに関しては特殊なことをしている意識がないのです。」普通のスイングと何も変えていないのです。このことを先ずは素直にフィードバックさせていただきました。そしてまたご質問させていただきました。「バンカーショットで色々なことをやろうとし過ぎてませんか?」答えは「YES」でした。私自身その気持ちが痛いほどよく分かります。今回のブログでは今回のレッスン生にご指導させて頂いたことを一つピックアップしてみます。

 ゴルフスイングは色々と考えれば考えるほどに「手ばかりが動き始めます」そして身体の動き(下半身の動き)が止まってきて、更に手に力が入ってきます。今回のレッスン生に必要なこと、それは「手の力を抜いてゆっくりとスイングする」ことです。そして第二スッテプとしては「ゆっくりスイングそのままでフィニッシュまで振り抜く」ことです。「思いっきり打ち込む」とか「ダフらす」とかはいりません。ゆっくりスイングすることです。これまでは思いっきりダフっていたバンカーショットがこの練習を始めるとトップのミスに変わってきます。ここで重要なことはそのままバンカーショットの練習を続けることです。トップを失敗だと考えて他ごとをしないでください。スイング中に下半身が使え始めると同時に、見事なバンカーショットが打てるようになってきます。それまではラウンドレッスン中にご指導させていただきたポイントを意識して練習してください。

 練習を繰り返すことで必ず少しずつ良くなってきますよ。次回のラウンドレッスンでバンカーショットを見せていただくことがとても楽しみです。