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練習場では出来ない指導②【ラウンドレッスン中継】

 今回の動画は前回の動画の続きです。今回の動画を作成しながら、動画にご出演いただいた黄色いシャツの方のことを凄く考えてます。これだけのパワーがある方ならまだまだ良くなられるはずです。「その為には私はどうしなければならないのか?」をずっと考えました。まずは願望のすり合わせから始めなければなりません。私は「貴方ならこうなれますよ」いうことが明確にあります。ここでは書きませんが、周りの人をビックリさせれる影響力のある人になって頂けると思います。

 さて今回の動画レッスンのポイントはパターです。2分45秒からのレッスンをより細かくお話します。「パッティングは「パチン」とヒットして打つスタイルの人」と「クラブヘッドの動かし方に意識してインパクトを点としてイメージしないストローク重視の人」大きく分けるとこの二種類に分けることが出来るます。このパッティングイメージはパター単独のものではありません。そのパッティングイメージはショットのイメージに繋がっているのです。

 パッティングは「ストロークが重要だと考える人」は、スイングでも「テークバック中のクラブヘッドの位置」や「トップオブスイングの位置」など、クラブヘッドの軌道が気になります。ヒットさせるパッティングスタイルの人は「テークバックなどはあまり気になりません」それよりもインパクトからフォロースルーで「ボールをどの様に打つのか」が気になります。

 この二つのパターン「どちらが良くて、どちらが悪い」というものではありません。その人の脳内のイメージを具現化したものです。できればこの二つのイメージをバランスよく練習、習得することが理想ではないでしょうか。

 今回の動画にご出演いただいた方はパッテングスタイルは「ヒットするスタイル」でした。そこで問題となることは「スイングもそのスタイルにするべきなのではないか」ということです。しかしスイングスイングはどちらかというと「回転を意識した」(流し型)をスイングに取り入れてます。ですからパッテングもそのスタイルを取り入れても良いのではないかと考え「ストロークをもう少し大きく取ってください」とご指導させて頂きました。ストロークを大きく取ることでインパクトの感覚は少し薄まりますが、それで通常のショットとのバランスを取ることができるのではないかと考えました。 

 今回のブログは難しいことを書いてますが、非常に重要なポイントです。上級者の人が調子を崩し始めた時はこのバランスが崩れ始めます。このバランスで難しいのは「クラブの影響」をかなり受けるということです。クラブから受ける影響は「指導」単独では修正出来ないことがあります。この辺りの修正点を「どう気付きを与えるのか」は私自身の課題でもあります。