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14日のラウンドレッスンを振り返って

 今回のラウンドレッスンは「次のレベルになるための問題点と改善方法、練習課題」を一日かけて作り上げていきました。ラウンド前打球練習から指導は始まりラウンドレッスンを経て仕上げは練習場での個人レッスンです。今回のレッスンも私の意図した通りに進みました。(ということは素晴らしいレッスンが出来たということです。)今回の指導で一番重要なポイントとなったことは「仕上げの個人レッスンの時間」です。ラウンドレッスン中の起こったミスを振り返る時間が一日の中でもっとも学びがある時間だと言ってもいいでしょう。これは普通のラウンドでも同じです。ラウンド後にその日のラウンドで失敗したことを振り返りることが重要です。ミスを振り返らなければそれは「ただの失敗」になります。振り返ればミスから学びへと変わります。振り返りは出来るだけ早い方が有効です。

 今回横浜からお越し頂いた方は私とのラウンドレッスンを繰り返していく中で着実に上達されてます。なので今回からラウンドレッスンの内容を少しずつ切り替えていきます。適度なプレッシャーをかけさせていただきボールを打つご指導に内容を切り替えていきます。

 「普通のラウンドレッスンは成功体験をするために行うことが一般的です。」しかし私のラウンドレッスンではある程度上達が確認出来れば、敢えてプレッシャーをかけて「失敗」や「未達」を繰り返し経験していただきます。(ここで重要なのは「ミスの原因が分かっていることです。」ラウンドレッスンは私がいます。すぐにミスのフィードバックが出来ます。原因が分からないミスは「ネガテイブミス」原因が分かってるミスは「ポジティブミス」と例えてもいいでしょう。)ゴルフが上達しいならば「ポジティブミス」をゴルフコースでたくさん積むことです。何故なら「成功の近道はたくさん失敗する」ことだからです。そのためには「適度」なプレッシャーをかけて失敗すること自体が重要なトレーニングになるのです。この「負荷の調節」が良い指導者には求めらると私は考えます。