12日のラウンドレッスンの課題は「バンカーの苦手意識を取り除く」がメインレッスンでした。ラウンド前にみっちりとバンカーレッスンをさせていただきました。バンカー練習を見せていただきすぐに分かったことがあります。それは「バンカーに入ると別人」になられることです。ここからレッスンは始まっていきました。
今回のブログは「ラウンドレッスンの振り返り」をかねていますので率直に書かせていただきます。バンカーが上手くいかない原因は「まだスイングの基本がしっかりと身に付いてないから」です。プロとしてこれが率直な感想です。(私は「基礎の徹底が応用問題解決に繋がる」と考えていますので、レッスン生への期待も込めてこの様にお伝えさせていただきます。)
ここからが超重要です。「ドライバーショット」「フェアウェイからのユーティリテーショットやアイアンショット」「PAR3でのアイアンショット」は見事でした。PAR3は全部パーオンしてますし、ドライバーは私より飛んだショットもありました。(ドライバーのO.B.は一発です。それは構え難いホールで向きを間違えてアドレスしたのが直接の原因でした。)ハーフラウンドで、パーは4つ取りました。因みにボギー3つです。この情報から分かることがありませんか?フルスイングは上達されているのです!!ということは練習場でご指導させていただいてるショットは着実に上達されているのです。「ショットの基本となる技術は着実に上達している」と言えますが、その「基本の応用編はできてない」と言えます。ラウンドレッスンを通して「バンカーショット」が上達してくると「傾斜からのアプローチ」の苦手意識が少なくなりました。これはラウンドレッスンで「基本の応用練習」をしていくことでより「スイングの基本となる基礎」がしっかりと身についてくるから他のショットにも良い影響が出ているのです。
今回のラウンドレッスンでは「バンカーショット」が課題でした。最初拝見させていただいたバンカーショットはスイング動作のリズムが速くなり所謂「手打ち状態」になっておりました。良くない「手打ちスイング」は、体幹に力が入ってなく、身体の軸がブレブレになり、手でインパクトを作りにいきます。これを改善する為に「ゆっくりスイングしてください」「バンカーショットは3分の1のスピードで打ってください」とご指導させていただきました。これは「身体と腕の動作タイミングを合わす為」にそのようなご指導をさせていただきました。今回ラウンドレッスンを受講していただき私の中で次回からの練習場レッスンでやらなければならない課題が明確になりました。長くなるのでレッスン内容の詳細は端折りますが、練習メニューはアプローチがメインです。練習ボール200球購入していただいたらその内150球は50ヤード以内の練習です。フルスイングは「ちょっと」でいいです。この練習メニューを「マジで」やっていきます。「この練習は忍耐力が要ります。」
「あとがき」
私は昨日のラウンドレッスン確信しました!練習場では「いいショットが打てるのに」という方はラウンドでの指導が必要な方です。スコア向上はゴルフ場での指導が「絶対」に必要です。練習場とゴルフ場は指導内容が全く違います。ラウンドレッスンで次に上達に必要な練習課題が明確になります。スコア向上の為の「課題を明確にする」これがラウンドレッスンで最も重要です。課題が明確になるからこそ効率の良い練習出来るからです。