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6日のレッスンの振り返り

 6日は午前中に個人レッスン、午後からはラウンドレッスン、夜は個人レッスンとハードな1日でした。夜にブログの更新をしようとパソコンの前に座りましたが、頭がボーッとしてました。というよりブログよりその日のレッスンの振り返りと、大阪と静岡のレッスン生のことが頭の中でいっぱいでした。

 6日の午前中の個人レッスンは、お一方は女性の方で凄くパワフルなスイングの持ち主の方、もうお一方はハンデキャップインデックスが1台までいかれている方でした。お二人の悩みをお聞きして私はその悩みが痛い程良く分かりました。個人レッスンということで、ある程度的を絞ってのレッスンをさせて頂きました。次のラウンドで、ある程度良い結果が出せる状態にしながらもスイングを良い方向に変えていくという「相反すること」に挑戦しました。私は腰を据えて指導させていただけるならこの指導方法はとりません。何故ならほぼ無理だからです。リスクを取らずに大きなリターンを望むようなものです。「近道をした!と思いきや遠回りだった」というオチになることが多いのでレッスン生の状態を確認して根本的に修正が必要とならば迷わず、根本的な解決策をご提示させて頂きます。

 今回はご指導させていただいたお二人は共に上級者の方です。「一聞いて十を悟れる人」だからこそ”相反するレッスン”が可能でした。レッスンの途中で「練習ボールをダンプ10台」の話も、私にはよく分かりました。ハイレベルになれる人は日々鍛錬をコツコツと積み上げてきています。それを振り返ると「途方もない量」を長期的にやっています。私が言えることは「実はそれは誰でも出来ること」です。でも本当にやり切れる人は1,000人に一人なのかもしれません。ハンデキャップのボードがそのことを物語っていると思います。

 あとがき

 練習ボールをダンプ10台分打てば自己流でもうまくなります。私はダンプ10台なんてもんじゃないくらいボールを打ってます。だから「ダンプ10台分ボールを打つなら絶対に自己流でやらない方がいい」と言えます。自己流でやるのとプロの力を借りるのでは最終到着地点が変わるからです。この差は人生一回分くらいの違いがあると思います。