個人個人で感覚は全く違う。ゴルフの指導をしていると、ここに必ずぶち当たる。本気で高い上達を望むなら一人一人メニューは全く変わるはずだ。
24日のレッスン私の中でどうしても上達してもらわなければいけない人が来た。最近の指導方法はバンカーショットの流れを組んだメニューにしている。その人は身体の左サイドの使い方はうまいが右サイドを使おうとすると少し感覚と動作のズレがある。私これまで右サイドをより良く使えることを主眼にしてきたが、前回のラウンドレッスンから少し左サイドを使うレッスンに切り替えた。ただ指導内容を変えた訳ではない。左サイドを使えるようになることで更に右サイドの感覚が研ぎ澄まされることがあるからだ。
ここで他のレッスン生に間違わないで欲しいことがある。「じゃ俺も左サイドを使ってみよう」とはしないで欲しい。今日のブログの内容は感覚が鋭いレッスン生のことを書いてある。練習量が少ないもしくは感覚が乏しい人が「左サイドを使ってみよう」とすると最初の一瞬はうまくいくが「欲が湧いて右手も」と付け足した時にシャンクがピシッと出ることがある。ここは指導内容としてはかなり難所である。私がそばにいても時間がかかる。もしここを一人でトライするとなれば「迷子になってしまう」可能性大。迷子になるとどこで迷子になったのかを探し当てなければならない。見つけたとしてもその後に無事帰れるかは分からない。「右サイドと左サイドを統合させること」それは指導の難所であることを忘れないで欲しい。しかし上級を望むのであれば必ず通る道でもある。だからこそこの回のブログで書いたレッスン生には「苦労することを前提に」その道を通って頂こうと思う。