4日の個人レッスンの振り返りをさせていただきます。
Yさんの振り返りは「クラブを打ち込みにいき過ぎない」で、とても重要な指導内容です。「ラウンド中に悩まなくて良いスイングを習得していただく」ここを最重要課題とし、あえて難しい表現を避ける為に「バットを使ってトスバッティング」の練習をさせて頂きました。バットは手で振ろうとすると重かったと思います。そこでポイントとなったのが「バットをなるべく身体の中心から外さずにスイングしていただくこと」でした。そのバットスイングを応用してゴルフスイングを練習して頂きました。バットからクラブに変えて、ゴルフのような前傾姿勢を作ってボールを打つ練習をして頂きました。そこでのポイントはスイング中に手をあまり使わずに、下半身と体幹部の力を使って「グルっ」と身体全体の向きを変えることです。この動作でスイングすれば「ピュッ」とクラブが加速するところがあります。ちょうどクラブの力が入れ替わるようなところです。「そのエリアでボールを捉えることが出来れば大体ナイスショットが打てますよ。」ということが今回の指導内容でした。
レッスン中にこのスイングが出来るようになると「インパクトでボールを見ようとしなくてもきちんと打てる」と仰られてましたが、まさしくその通りだと思います。この練習方法でスイングが習得出来れば「インパクトが点から線になるので」ボールをしっかり見ようとしなくても楽に良いショットを反復継続して打てるようになります。クラブヘッドの力が入れ替わっている最中に無意識でインパクトしているので「インパクトの形」を作ろうとする方が動作を複雑にします。だからこそ「ボールを見なくても打てるようになる」と言えます。
このレッスン方法はYさん専用の指導方法です。私の指導はレッスン生一人一人指導内容が全く違います。この指導内容と私の指導内容が違うと思っても気にしないでくださいね。「みんな違いますから。」