· 

インパクトの時は右手が上

 何週間ぶりにお会いしたレッスン生の方に本日はご指導をさせて頂きました。新型コロナウィルスでお休みしている間にスイングのズレが発生していました。今回のレッスン生の方は長期的にご指導させて頂いてるので調子が悪くなった時の癖は把握しています。特徴はインパクトを手で作ってしまいます。「スイング中にインパクトでクラブヘッドをボールに当てにいってしまう」という意味です。そうなると右手が上のスイングは”もれなく”出来なくなります。私は子供の頃から30歳を過ぎる頃までずっとこのミスと付き合ってきました。「私自身はこのミスはシャンクと同等かそれ以上に嫌いです。自分の身体が自分で全くコントロール出来ずに、ビビりながらスイングしてるような感じになる」のがすごく嫌なんです。失敗を極力避ける為にインパクトを作りにいっても(手首の角度が親指側に伸び切ったような感じになり)「かなり悲しいショット」になります。”なんとか”まっすぐ当てることが出来ても「遠くには飛びません!」私は何十年もこの失敗をしてきました!本当に悲しいですよ!同伴競技者に「その身体だから飛ぶでしょう!」とか言われるのが辛くて辛くて仕方なかった!だからこそ今は口酸っぱく「インパクトの時は右手が上だよ。」とお伝えします。私は今回のレッスン生の方と本当によく似ています。だからきっと上達の仕方も似ていると思います。「失敗と成功を何度も繰り返すことでスイング技術を着実に習得していただけるだろう」と私は感じます。そして前までは今日のような状態になれば不調を脱出するのに3ヶ月以上要していましたが、今はかなり早く不調を脱することが出来ると確信しています。

 「どれだけ失敗しても安心して下さい。また基礎からの練習することで、より強固に基礎力を身につけることが出来ます」今は遠回りに感じるかもしれませんが「実はそれが一番近道だったのではないか」と、ある程度上達してから私は気付きました。