コーチング 言葉と信念の魔術 落合博満 を読んでの感想第三回目、今回もっとも重要だったと思うページを紹介する。217ページ”良き理解者が三人いれば、人生は見誤らない”このページは完全に私の心に刺った。
「本気でゴルフの上達へ導こう」と思ったら一番大切なのは、その人のスイング動作の癖を見抜く以上に、性格的な個性を理解しなければならないと思う。例えると、飽きっぽい人に「今はここを集中的に頑張れ」はちょっと難しい。いつの間にか違うことをやり始める「何で?」と聞くと「飽きちゃうのよ。」な〜んてね。「反復練習の継続で、もっと突き詰めていけば更に伸びるのに」そんなことを感じた時に、私の方が変わるのである。(変わるとは、指導内容ではなく指導方法や伝え方を変える)その人の「飽き具合」を見ながら指導内容に少し違いを加えると途端に集中力を増す。本当に必要なポイントを絞ってうまく取り入れてもらうために、敢えて少し目先を変えた練習を取り入れるのである。そして「また飽きてきた時に」本当に大事なポイントを織り交ぜながら練習してもらう。大事なポイントを一点集中して取り組むほうが成果は早く出そうだが、それが最善かどうかは人それぞれ違う。いろいろな練習を取り入れることで、その人にとっての新しい発見があるからだ。「遠回りだから見える景色があるのだ。」時間をかける事が決して悪いことではないのだ。
相互理解が深まっている人だからこそ、総合的な要素を組み込んでの指導が可能になる。お互いに歯を食いしばって「目標に向かって」頑張っているからより強固な信頼関係が出来るのだ。私のことを理解して貰えてるということは、私が貴方のことを理解しているということである。相互理解が深まった時に凄い力を発揮する。私は素敵な人に囲まれていると思う。コロナウィルスが蔓延している今だからこそ人との繋がりがとくに大切だと思う。