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レッスンの振り返り

 17日のレッスンで感じたこと

①「皆違う」を私自身がもっと理解しなければならない。もっと深堀すれば「少し前と今と1分後は違う」少し前の貴方と今の貴方は違う人かも知れない。多分、同一人物だけれども違う人かも知れない。ゴルフの修行をしていると自分の中にいる「新しい自分」に出会うことがある。問いかけてみると面白いかも。「あんた誰」って。そうしたら向こうも「あんたこそ誰よ」と問いかけてくるかもしれません。俺か、、、「別人28号です。」あぁそれは俺の知らん人だわ。

②「75歳を超えてもゴルフは上達する。」昨日のレッスンに凄い人が来ていた。というより毎週来ている。久しぶりにハーフ30台が出たようだ。「スタートホールで9叩いたのか悔やまれる。」と仰ってドライバーをバンバン打っていた。そしてレッスン時間の大半はアプローチの練習だ。右手に若干の不随意運動があるので小さなスイングが難しい。「右手の力を抜くと余計にコントロールが取り難そうだ。だからと言って右手で打ちにいってもバランスが悪い。」ポイントは動作を減らすことだ。「その為には下半身主導を徹底することだ。」私はこの方から学ばせていただくことが非常に多い。もっともっと良いご指導が出来る様にしなければならない。「まだ良くなられる伸び代があるのだから。」

③「夜にご指導させていただいた人を絶対に何とかしなければならない。」心に誓う。

 この方の指導をしていると、自分の無力感を大いに味わうことが出来る。きっとその人も感じていることがたくさんあるだろう。「うまくいかない」そして2、3日「どうすればいいんだ。と悩む」を繰り返している。ずっと色々なことを考えた。そして昔自分の師匠から言われた言葉を思い出した。「お前フック下手やな」だった。そう言えば私の指導はフックを打つことから始めている。そこには理由があるが、その人が良い結果が出せるならなりふりは構ってられない。最近開き直った自分がいる。「フックがダメならスライス5、6万発打てばコースで戦える」そう感じた。この人は「粘り強いし、勘も良い」からスライスを沢山打ってるうちに、自然とフック打ちも覚えていくはずだ。「出来るだけ早く80台のスコアを連続して出していただけるように」全力を尽くす。

 少し技術的な話になるが、「スライスを打ちにいくなら、ダウンスイングでクラブを下げにいかないことが大事だ。」これを覚えればフックが打ちやすくなる。フックもスライスに似ている点がある

 「スライスを知り、フックを知れば百戦殆うからず」と言えるだろう。