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8月6日レッスンの振り返り①

  ハーフ30台のスコアが出るようになると分かるようになることがあります。「それは基本が大切だ」と言うことです。「上達すればする程に基本に戻る」のです。

 ショットを打つ前の準備段階での基礎は「アドレスとグリップ」です。準備が良くないと「往々にしてミスに繋がります。」少し話がズレて「私の仕事の話」になりますが、ラウンドレッスンと個人レッスンの前にはレッスンのロールプレイを3回以上します。何故か「その日1日が勝負であり正念場だからです。」準備をどれだけしたかでレッスンの成績が大きく変わります。準備をしても「うまくいかないことが多々起きる」のですが、準備をしていくことで「うまくいかない事への細やかな対応」が取れるので、やはり準備が非常に重要です。細かい話になりますが「うまくいかない状況もロールプレイしておくこと」がより良い指導に繋がります。だからこそ「個人レッスンで3日前からラウンドレッスンで4日前から、私の右脳にその人のお顔を思い浮かべて」スタートしていきます。

 スクールレッスンは違います。ロールプレイはしません。私のスクールレッスンのイメージは「千本ノック」です。私が1000本ノックを打つから「汗をかいて体で動作を覚えて」と言うスタイルです。「だから私はレッスン生の前でボールを打つのです。」ノックというのは面白く、野手の状況を見て打つボールを微妙に変えます。機微の変化を「ノッカー」が感じ取れるかどうか、その選手に最適なボールを打てるかどうかで、ノックに対する成果が変わるのです。「ノックを打つ方の技量が、そのままノックを取る人の技量になる」と言っても過言ではないでしょう。この指導は大変です!身体に優しいゴルフスイング を使ってもノックを打つ「ノッカー」は全員に1000本のノックを打つようになるのです。私ももうすぐ40歳となります。そろそろ「身体を使う仕事から、頭を使って上達に導く仕事」に変化していかなければならないと思います。「上達すればする程に基本に戻る」とは私にとっては「身体が資本」と言うことを気付くことなのかもしれません。言い換えれば「身体が資本」に気付いたことが「指導が上達している」と言うことなのかもしれません。

 

 ラウンドレッスンの振り返り内容は明日以降に、、、、