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垂木プロが理想とするパターの打ち方(考え方編)

 垂木プロゴルフチャンネルの視聴者さんからコメント(ご質問)をいただきました。「【パッティング練習①】「良いインパクト」を習得する為のパターの練習」ご覧いただいてお寄せいただいたご質問です。とても良いご質問でブログの読者さんのお役に立つと思い毎日50Qにも頂いたご質問をご紹介させていただき、私のお返事を書かせていただきます。後半のお返事はブログ用にもう少し深く考察していきます。

 【頂いたコメント】

垂木プロいつも動画を拝見させて頂いております。今回のパター練習はどんなストロークを目指すものでしょうか?垂木プロのおっしゃる理想の打ち方を教えていただけると幸いです。宜しくお願いします 

 【お返事】

 素晴らしいご質問をいただきありがとうございます。頂いたご質問を考える事で、自分のゴルフについてを考える時間が出来ました。若干長文になりますが、一生懸命書かせて頂きます。

 私の経験上「自分から見て、まっすぐ転がるボールを打つ(打とうとする事)」がパッティングを複雑にしていると考えています。「四角四面な感じでまっすぐなボールを打とう」としなくても「意外とボールはまっすぐ転がる事」や「その方がショットとの整合性が取れる事」を今回のレッスンでお伝えしようとしています。具体的にお伝えさせていただきます。

 私のゴルフの考え方は「ゴール(カップイン)からの逆算」です。逆算思考でパッティングを考えた時に、パッティングの目的は「少ない打数でカップインすること」でパッティングの目標は「カップに向かって打つ」になります。

 パターの打ち方で悩んでいる人は「自分から見てまっすぐ転がるボールを打つ」ことをパッティングの目標にして「自分から見てまっすぐ打てた、その結果としてカップイン」がパッティングの目的になっていると考えられます。(私がパターイップスだった時は「(自分から見て)ボールをまっすぐ転がす(打つ)こと」ばかりを考えていました。)

 ここまでは私のパッティングの考え方(マインド面)を書かせていただきました。技術的(スキル面)については、私の動画「【パターの距離感が良くなる!?】ダウンブローに打つパッティング」をご参考下さい。

https://youtu.be/PRHdcj6DCDA 

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 ここまでをYouTubeのページにお返事させていただきました。ブログではもう少し深く考察してみます。

 私はパッティングを考える時に「まっすぐ打つ事」より「目標(カップ)に打つ」事を最優先に考えます。ここが重要です。「少ない打数でカップインする」という目的に対して「まっすぐ打つ事」を優先するのか「カップに打つ」を優先するかでその後の結果が変わります。巷に溢れている情報は「まっすぐ打つ事」を優先する指導でメインです。YouTubeのお返事にも書かせて頂きましたが、私は「自分から見て、まっすぐ転がるボールを打つ(打とうとする事)がパッティングを複雑にする」と考えています。その思考の違いが他の指導者の方々とは一線を画すところになっています。だからこそ今回のお返事では「真剣に考え方(思考)」についてをたくさん書いています。考え方(思考)が変われば行動(打ち方)は後から必ず変わるからです。

 そして「自分から見て、まっすぐ転がるボールを打とうとする」思考と行動は、後にショットの打ち方にも多大な影響を与えます。だからこそ「まっすぐ打つ為の指導」は殆どしませんが、「目標に打つ為の指導」と「効率の良いインパクトを作る指導(身体に優しいゴルフスイング)」はしっかりさせて頂きます。

 

 まだもう少し深堀したいのですが、これ以上私の本音を出していくと「少し角が立ってくる」と思います。ここから先は来週のメルマガ「垂木プロのブログでは言えない話」にて(メルマガ専用動画)を用いて解説していきます。まだまだ「垂木プロオリジナルパターの事」や「打ち方の事」で言い足りない事が山ほどあるんですが、、、。