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「大丈夫」その言葉の奥にあるモノ

 4日のレッスンでは、私のレッスンを一番長く受講している「一番弟子」とも言えるの人の上達(成長)を見ることになった。他の人の失敗やミスが出た時に「大丈夫」と言ってあげれる人になっていたのだ。その「大丈夫」という言葉にも色々な意味があると思う。相手を落ち着かせる「大丈夫」、相手を勇気ずける「大丈夫」、励ます「大丈夫」もあると思う。私は最近まで「大丈夫」という言葉をよく使っていた。これまでの経験を踏まえて「普通に大丈夫」と思えているからだ。今回のレッスン生の「大丈夫」の言葉にも経験と優しさがいっぱい詰まっているように感じた。「大丈夫」と「上達」はセットになっていると思う。自分に余裕がなければ「大丈夫」とは言えないからだ。そして「大丈夫」と言えるている時ほど色々なモノが客観的によく見える。「これが上達に繋がっている」と私は思う。「他の人を通して自分が見えて来る感覚」と言えばいいのだろうか。「人の振り見て我が振り直せ」という言葉がピッタリくる。こう考えると「我以外皆師」である。(「人の振りとは人のスイング」とも言える。)一番弟子の人は地道に良くなってきた。もう少し本番で自信があれば「もっと良くなるのに」と思っているが、それは私も一緒だと思う。

 ここからは、更にどうでも良い独り言だが「あぁ〜これ大丈夫じゃないな〜」と思った時でも「大丈夫」と言い放つ事が必要になる時がある。その時は「結果で大丈夫だった」をぶち上げる必要がある。「剛腕出動」である。私のゴルフレッスンの場合は、最初に全てぶっ壊して、最終的に「色々あったけど、よかったね〜」に持っていく。時間もかかるし、ストレスはかなり大きいけど、最終的に良い結果を出すことで「大丈夫の言葉を相手の自信へと変えていく」のが剛腕スタイルだ。私自信は「これ(剛腕)」を使いたくない。お互いに途中のストレスが半端ないし「困ったらまたやってくれる」と期待が先行するからだ。剛腕を「織り込み済み」にしてしまうと、本当に必要な時に効かなくなる、、、以上に逆効果にもなる事がある。だから今の私は「大丈夫」も余り言わない。必要な事をしっかりと積み重ねていけば「その内何とかなる」である。これもやっぱり「大丈夫」につながっている。