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冬のゴルフ場で覚えたい技術(8日のラウンドレッスンの振り返り)

 「冬の気候になってきた」最近までは12月とは思えないような暖かい日が続いていたが、8日のラウンドレッスンで感じた風は「冬の風」でした。ゴルフ場でプレーすると四季を感じます。私は「季節に合わせてプレーのスタイルやショットの心構えを変えていくのが良い」と考えています。

 春から夏(4月から9月)は体も動かしやすく、芝生も元気、ボールもよく飛ぶ、そんな季節です。「フィニッシュまで振り抜くことでボールを飛ばす」そんなプレー内容を習得する季節が春と夏です。

 秋から冬(10月から3月)は厚着で体は動かし難くなり、芝生は枯れてしまい、寒さでボールは飛ばなくなります。「スピンをコントロールしてボールを飛ばす」そんなプレー内容を習得する季節が秋から冬です。

 「夏は振り切る」「冬はスピンコントロール」など季節に合わせたプレー内容やスイング方法を習得する事を考えると良いでしょう。それが次の季節の上達に必ず繋がっていくからです。

 8日のラウンドレッスンは「スピンコントロールの練習をランニングアプローチから始めてそれをロングショットに繋げていく」という内容でした。冬のゴルフ場で正確なスピン管理の技術を覚えるのにランニングアプローチ以上に最適な練習はありません。ライを気にせずに小さな振り幅でスピンのかかり具合をコントロール出来るからです。今回のラウンドレッスンの技術的なポイントは「強く打つ(強くインパクトさせる)より、ボールに良いスピンをかけた方がボールは遠くまで移動する」ことに気づく事でした。それをロングショットにも応用することで低弾道のボールを打っていく事を練習しました。

 【本日ラウンドレッスンを受講された方へ】次回からの練習場でのレッスンは今日の続きで「低い弾道のボールを打つ」からスタートさせて頂きます。それはドライバーショットからアプローチショットまで統一します。冬と夏は練習メニューも変えると良いですね。次回のレッスンまでに練習メニューを色々と考えておきます。