世界で唯一の存在を亡くした。「何故なんだ?」の問いに答えなんてない。余りの突然の出来事にきっと本人が一番ビックリだったと思う。
「答えがない答え」があることがゴルフの指導者となったことでよりよく分かった。ゴルフを愛すると「答えのない答えを一生をかけて見つけ出すある種の悟りを開くような境地になる」と私は感じている。ゴルフに関してはそのような思いができるようになった自分が、突然の訃報に答えを求めてしまう、その弱さが私らしい。
お葬式の終わった夜に「答え」を求めていくつかの本屋さんに駆け込んだ。そして見つけた。本との出会いが本当の出会いのような気持ちになる。
大切な人を突然亡くして気持ちが塞ぎ込んだ人はこの本をオススメする。少し気持ちが落ち着くかもしれない。
私の大切な人は「間違いなく、ポックリ名人」だ。
ポックリ名人。 著者 帯津 良一
60歳以上のレッスン生の方々には出来れば手書きで帯津式【書置きノート】を書いてみて欲しい。
ゴルフの指導者という性で私の脳みそは一日中ゴルフを含めて物事を考えてしまう癖がある。ぽっくり名人。に書かれていることは私が常々理想としている人間像(ゴルファー像)に近い。どの様なところが「人間としてそしてゴルファーとして私の参考になったのか」をこれからのブログで少しずつご紹介させていただこうと思っている。