キャロウェイ ビッグバーサ B21  ドライバー【垂木プロのクラブ試打】

 レッスン生のクラブをゴルフ場にて試打させて頂きました。使用した感想を率直に書かせて頂きます。

 使用させていただいたクラブは、キャロウェイ ビッグバーサ B21 ドライバーです。

 感想は「不思議なドライバー」です。見た目と機能が違うというところが不思議なクラブです。

 

 このドライバーの私の1番の高評価は「球筋」です。私の好きなタイプの、ドォーンと飛ぶ様な棒球が打てます。スピン量が少な目のドローボールが打ちやすく、飛距離は出しやすいです。

 2点目の高評価は「芯を外してもそこそこ飛ぶ」ことです。

 

 気になる点は①形②打感が感じ難い③静かなインパクト音④フェースの向きと飛び出すボールのギャップです。

 ①の「形」です。使用しているレッスン生の最初の感想が「おにぎりですか?」でした。私は「形」については余り気になりませんでした。何故なら、昔所有していた2009年モデルのバーナーの方が「斬新な二等辺三角形」でした。このドライバーの形なら立派なウッドだと言えます。

 ②「打感」ですが、インパクトの衝撃は殆ど感じません。これも慣れるまで違和感があるかもしれません。

 ③「インパクト音」ですが、打っている人には余りインパクト音は聞こえませんが、同伴競技者の人には聞こえているようです。音でナイスショットを判断するのは難しいかもしれません。

 ④「フェースの向きと飛び出すボールのギャップ」ですが、これが一番ビックリしたことです。アドレスするとフェースが右を向いて見えます。しかし、打つとドローボールが飛び出します。最初はギャップはありますが慣れると気にならなくなります。

 アドレスした時にオープンフェースになりやすいクラブヘッドはインパクト時は逆にロフトが立つ傾向になりやすいのですが、その機能を上手に生かしているクラブヘッドだと感じました。インパクトロフトが立ってくるクラブは、右にすっぽ抜けるか左に真っ直ぐ飛ぶクラブが多いのですが、このクラブなら心配ないように感じます。

 私のようなスイングタイプ(プルヒッター)でも使えるクラブです。シャフトとの相性が合えば「かなり面白いクラブ」になると思います。

 

 ご参考になればと思い「USモデル」のリンクを下に貼っておきます。