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何のために生きるのか

 「何のために生きているんだろう?」これは人間の悩みの根源かもしれない。大切な人を突然亡くしたあの日から色々考えていた。親父は他の人をビックリさせたり笑顔にしたりするために生きてきたように感じる。人を笑顔が回り回って自分の笑顔になるような感じだろうか。「あの人がいないと寂しいね」とは最高の褒め言葉かもしれない。

 

 想いは私にも受け継がれている。毎日、毎日「その人を本気で良くしたい」と思って誰かに関わっている。ゴルフの指導を通して学んだ事は「ゴルフに関しては、自分が良くなる(上達する)より、他の人を良くしていくことは100倍難しい」ということだ。私も自分のゴルフの上達に長い間、悩み、苦しんだ経験を持っている(自分の上達と未来に行き詰まり、ハゲが出来たり帯状疱疹になったりした)が、今の方がよっぽど私には厳しい修行に感じる。

 そこそこゴルフを通して修行を積んだのではと思っていたが「何のために生きるのか?」その答えは「ゴルフスイングの答え」を探し出すより難しいかもしれないと感じる。これまでの経験上「答えのようなモノ(ヒント)」はなるべく避けて通りたいところで見つかることが多い。だから私はゴルフの上達が修行に感じるのかもしれない。

 

 なかなか現実を直視できない。お袋曰く「案ずるより産むが易し」、、、、、「その通り」だと思った。私は「ゴルフにはその人の生き方が出る」と思っている。だからこそ「ゴルフを楽しまなくちゃ」になる。

 うまくいかない日も沢山ある。笑顔になれない日も沢山ある。それでも前向きに生きていこうと思う。これが私のゴルフなのかもしれない。

 

今日は3月11日鎮魂の想いを込めて 合掌