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4月21日のラウンドレッスンの振り返り

 4月21日のラウンドレッスンの振り返り

ご参加頂きました3名様の指導内容を振り返りたいと思います。

【Aさんへの振り返り】

 今回のラウンドレッスンでは「勇気を持ってフィニッシュまでクラブを振り切る」ことに専念して頂きました。長期的に私の指導をご受講いただきスイングの精度と再現性がかなり向上してきている事が分かります。でもコースでは出来ない、、、、何故でしょう?

 私はAさんが「まだ自分のスイングに自信が持ちきれてないこと」が分かっていました。その理由も分かるのです。ラウンド中に大きな失敗を恐れると段々とフィニッシュまでクラブが振り切れなくなり「ボールにクラブヘッドを当てて終わり」の様なスイングになります。本当に調子が悪い時は「当てて終わり」でもいいかもしれませんが、上達してきた時にこの様なショットが続くと沸々とした気持ちになってくると思います。ラウンド中に、ここ一番で勇気が出せない自分が残念に感じる事があったと思います。私は度々感じていました。

 今回のラウンドレッスンで、Aさんは少しの勇気が出せました。「失敗に臆する事なくフィニッシュまでクラブを振り切る」これがAさんのゴルフを大きく飛躍させる技術になります。今回のレッスンはコースでしか出来ない難易度の高いご指導が出来ました。

【Yさんへの振り返り】

瀬戸市のYさんの指導内容は10ヤードから20ヤードの距離のアプローチでした。「左腕(左手)を使ってクラブを伏せて使う」が指導のポイントでした。左腕の片方でのスイング練習を積んでいきましょう。片腕で練習する時もスイング自体のメインエンジンは身体全体(下半身)です。腕の使い過ぎに注意が必要です。

【Yさんへの振り返り】

名古屋市のYさんへの指導のポイントは、アプローチショットとバンカーショットです。

スタート前のバンカー練習で腕に力が入る癖が復活してしまいました。そうなると腕がメインのスイング動作になってしまい、メート率が極端に落ちました。今回のラウンドレッスンで起こったミスを踏まえて後日ご参加頂いたレッスンで左脇にタオルを挟んだドリルをして頂き、身体と腕がバラバラに動かないスイングが出来るようになりました。

 

 今回のラウンドレッスンでは、それぞれの方のミスの特徴を確認させて頂きました。ミスの特徴を知ることで次の上達の為の課題が分かるのです。課題が分かれば練習の目的と目標が明確になります。練習の目的と目標を明確にするのがラウンドレッスンの役目の一つです。練習の目的と目標が曖昧になると、練習の効果的も曖昧になるのです。