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ラウンドレッスンの気付き「天気はコントロール出来ないが、解釈はコントロール出来る」

 11月9日は関東地区でラウンドレッスンを開催させて頂きました。開催当日は「土砂降りの雨」となりました。

 10時スタートでゴルフ場到着が8時でしたが、クラブハウスには私たち以外は誰もいませんでした。この天候で10時スタートなら日没になると思い「すぐにスタートしたい」とキャディマスターにお願いしたところ「すぐにスタートしてください」とのお返事を頂きました。

 

 スタート前になると、雨がドンドン強く降ってきました。それでも私は「今日は天気のお陰で良いラウンドレッスンが出来る」と一人確信していました。その理由を書かせて頂きます。

【理由1】

 今回ラウンドレッスンを開催させて頂いたゴルフ場は景色も場所も良く、平日でも40組を超えて予約が入るゴルフ場な筈です。お天気が良い日なら前後のパーティーに挟まれて焦りながらショットを打たなければなりませんが、土砂降りの雨の日はゴルフ場に誰もいません。貸切です。前の組も後ろの組も気にする事なくストレスフレーで、1時間45分伸び伸びとコースを使えるのは、こんな天気の日(土砂降りの雨)以外はあり得ません。

【理由2】

 ショットのレッスンにおいてもお天気が味方してくれました。グリップも、手のひらも、手袋も、雨水でグチョグチョです。その状態でも「そこそこの良いショットを打てる技術」をご指導させてい。レッスンの最後に頂いたお褒めの言葉が「いつもの打ち方より、今日の方が飛んでいる」でした。如何に腕や手の力に頼らないでスイングする事が大切かがよく分かったと思います。

 天気が良い日はショットの調子が良くなってくると、ついつい「もう少し飛ばそう」と腕の力が入るのですが、今回のラウンドレッスンでは天候のおかげで「もう少し飛ばそう」は一切出来ませんでした。だから最後のホールまで良いショットを続ける事が出来たのです。ラウンド(レッスン)の途中で調子が下がってくる人は「もう少し」から「もっと」になります。自然は「欲望のコントロールの仕方」も教えてくれるのかもしれません。「土砂降りの雨」も解釈次第では「天候に恵まれた」となるかもしれません。

 

 今回のラウンドレッスンは一部動画も撮影させて頂きました。まずは【「パチン」と打つパッティング】からスタートさせて頂きます。