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12月14日のラウンドレッスンの振り返り

 今回のラウンドレッスンを初受講していただいたレッスン生の方のクラブを使いながら、ラウンドレッスンを開催させて頂きました。ラウンドレッスンで私がレッスン生のクラブを使うことで、クラブ自体の問題点、スイングの問題点が明確になりました。今回ブログを使ってレッスン後の振り返りとフォローをさせて頂きたいと思います。

 

1、ドライバーのスピン量が多い

 ドライバーのスピン量が多く感じました。スピン量が多いので目標に対してボールを打ち出しやすく安心感のあるクラブだと思いますが、今の上達のレベルからすると「もう少しマニュアル的に自分でスピン量やフェースの向きをコントロールしやすい(フェースの向きを感じやすい)クラブを使うべき」だと思いました。

 

2、アイアンに鉛を貼る

 アイアンのヘッドがとても軽く感じました。(これは気温も影響していると思います。)

 アイアンのヘッドが軽く感じると、ダウンスイングの切り返し動作が早くなったり、手の力を使い過ぎたダウンスイングになりやすいです。練習場の何球も球が打てる状況なら、ヘッドバランスが軽く感じても数球打つうちにタイミングがあってきますが、一発勝負のラウンドでは、ヘッドの重さが感じられないと、、、、、、、という感じです。

 

3、バンカーショットについて

「フェースは開かずに、オープンスタンスにしない、テークバックは上にあげる感じ」についてです。

 テークバックの最初でクラブをインサイド(背中側)に引き込みすぎる傾向が見られます。そうなってしまう理由も明確です。土手の高いバンカーで、フェースを開いてボールの下を切る様にスイングしてボールを高く上げようと思った時に「フェースを開いて、スタンスをオープンにして、テークバックの最初でクラブを背中側に引き込もう」としてしまっています。しかしこのやり方(策)が、よりトップボールを生む原因になっています。

 バンカーショットを練習していただく時に参考にして頂きたい動画を添付させて頂きます。

      【見て学ぶ】「前倒しゴルフスイング」の基本レッスン【バンカーショット編】

 

4、パッティングについて

「1、ボールの位置は左より」「2、ハンドフェースとのイメージ」「3、フォロースルーは短めにパチンと打つ」

今回のラウンドレッスン後に撮影させていただいた動画にそのまま収録されています。

【ゴルフ】ハンドファーストに構える理由

パチンと打つパッティング【part2】

 

5、ドライバーショットについて

 ドライバーショットに関しましては、インパクト近辺でアッパーブローにスイングしようとしている瞬間が見え隠れしている様に感じます。これは【1、ドライバーのスピンが多い】にも関連していると思います。、アッパーブローに打たなくてもよいドライバーを持つことで、右肩が下がったアドレスが改善してくると思います。

 

6、アプローチショットについて

「フェースを開かないアプローチも試してみる」からスタートして「アプローチショットもつかまったボールを打つ」までレベルアップしていただければ嬉しいです。「フェースを開かないアプローチ」から「アプローチショットもつかまったボールを打つ」の技術差は意外と大きいです。ステージが3つ4つ違う感覚です。私はそこまで行っていただけると信じています。

 

 

 練習場でのレッスンと、ゴルフ場でのレッスンは指導の目的が違ってきます。今回ラウンドレッスンをご受講いただいたことで、これからの練習場での練習するべき内容が少し明確になったのはないでしょうか。練習場での練習やレッスンを継続し定期的にこのような機会が作れると上達のお役に立てると思います。