フラットな軌道のゴルフスイングの問題点

 フラットな軌道の良いところは体(腰)の回転を先行させてスイングできるところです。腰の回転を先行させた球はプッシュ気味に飛び出し、タイミングが合った時の「一発の距離」が出やすくなります。ただし問題点もあります。

 問題点の一つとしてダウンスイング以降で身体の右サイドが潰れやすい事です。年齢を重ねた時に、右サイドが潰れたスイングをするとかなりの確率で腰痛になると思います。背骨を手術した私がダウンスイングで右肩が下がったスイングをすれば間違いなく2、3日後にはボールが打てなくなる筈です。

 だからこそ私はレッスン生の方には、ダウンスイング以降で身体の右サイドが下がる事がないようにスイングしてもらいたいと考えています。それに必要な準備が「クラブを立てるテークバック(神主打法のテークバック)」なのです。

 この動画レッスンのポイントがテークバックでクラブを立てる事ですが、実際にレッスンを受けている人は凄くクラブを立てている様に感じていますが、外からスイングを見た時の違和感はないそんなにないと思います。この辺りのギャップを埋める事が出来ればかなりスイングは変わると思います。