· 

「空想」という言葉がピッタリのゴルフスイング

私が提唱する「垂木プロの身体に優しいゴルフスイング(右手が上のゴルフスイング)」は、ダウンスイング以降でクラブヘッドが空を走る「空走」部分がある。
 「空走」と言い始めた時点で、レッスン生の多く方は「空走」ではなく「空想」に感じるはずだ。その事は私も知っている。私だって本気でおかしくなっている訳ではない。
 ただ私は本気でこの「空走(空想)スイング」を指導しているのだ。レッスン中、私の調子が上がれば上がる程に瞑想のような指導となり、レッスン生のクラブヘッドは迷走する。
 
 クラブヘッドが迷走するには理由がある。

 何故なら「右手が上」を意図してスイングすれば、クラブヘッドがボールに当たる瞬間は殆ど見えないからである。だからレッスン生はクラブヘッドが迷走して感じるし、「このスイングでボールに当たるんですか?」となる。
 でも「ちゃんと当たる(良いインパクトが出来る)」のだ。だからレッスン生は余計に混乱する。あるレッスン生が「当たらない方が精神衛生上良い」と言っていた。「そうかもしれない」と私も思う。
 即日のブログの続きのようになってしまうが「この現実を受け止めれる人」が私のレッスンで上達していく人だ。

 私は確信を持って「100人いれば100人が上達を実現出来るスイング」を提供しているつもりだが、受け入れて(受け止めて)もらえる人は100人いれば5人ぐらいしか「今」はいない。情報が余りにも違い過ぎるからだ。

 ただ最近少し増えてきたように感じる。これは全国にいらっしゃるレッスン生やファンの方のお陰である。
 現状を見ると「遠くに感じるゴールだが、とりあえず今を頑張るしかない」それは私もレッスン生も同じである。