素振りが変われば、結果も変わる【ゴルフの上達】


 2つの動画を比べると、この1年の上達が見事に現れています。しっかりとフォロースルーを取れるようになったことが、大きな上達です。

 「しっかりとフォロースルーをとる」と聞けば簡単そうですが、この1年の努力は結構大変だったと思います。大変だったポイントが、ダウンスイング以降で右手を使わないようにする事でした。

 動画にご出演いただいるレッスン生の方は「右手の使いが素晴らしく上手で、逆に左手を使うのが苦手な方」でした。簡潔に説明すればご自身の長所を使わない様にご指導したのです。「長所を抑えて短所を変えようとすればどうなるか」は簡単に予想がつくと思います。「カオス」に突入するのです。ただあの頃の技量で右手を使えば、必ず体の右サイドでクラブを振ることになってしまっていたのです。ここを変えなければ「80台の後半から中盤」で成長は頭打ちになり、そして腰痛も酷くなるはずです。

 今は体の左サイドでクラブを使えています。だからフォロースルーが大きく見えるのです。

 

 本当のところを言えば、1年の変化(目に見える変化)を起こすのに、その2年前ぐらいから変化のための準備は始まっていました。それはこの動画を見れば分かると思います

 

ダウンスイングは「クラブを前に倒す」【身体に優しいゴルフスイング 】

 ちょうど2年前に撮影した動画ですが、この頃はまだインパクトを作りにいっていることがよく分かります。インパクトを作りに行けば必ずクラブは体の右サイドでたくさん動きます。

 

 だからこそレッスン生の皆さんに「ボールのないところを通過する(ボールより左にクラブヘッドが通過する)素振り」を練習して頂くのです。そして「これではボールに当たりません」というお言葉が返ってくるのです。その瞬間が見れるレッスン動画はこちらです↓

 

「右手が上のゴルフスイング」を初体験した時の動画

 この動画を見て頂くと、今も昔も私の指導内容は全く変わっていない事が分かると思います。ボールより左(上)をクラブヘッドが通過する素振りが上達のポイントです。