今回のパッティングの動画にご出演いただいたレッスン生さんから「ハーフ30台のスコアが出ました」とご報告をいただきましたが、直接ご指導をさせていただいている感覚としては「おめでとうございます!」という感じではなく「普通に出せるでしょ」という感覚の方がしっくりきます。
逆に言えば、「何故これまで30台のスコアが出せなかったのか?」を分析すると答えは単純です。クラブヘッドの後ろに角の生えたような大型ヘッドのパターの使用をやめて、ご自身に合わせたL字パターで、ショットを打つ時と同じ感覚でパターが打てるようになった事が30台のスコアを出せた要因です。
L字パターで、ダウンブロー気味にボールを打つという技術を習得するには、最初は全く感覚が出せないので大変苦労されると思いますが、慣れてくると「あら不思議」他のショットの調子まで良くなります。これが前倒しスイングの良いところだと思います。
練習場でアイアンやドライバーを必死になって打つ練習よりも今回の動画のような「パターできっちりとボールをミートする練習」の方が、コースに行った時に結果が出やすいと思います。