「マイナス6度」朝の6時45分、ゴルフ場に到着時は少し雪が降っていた。
ほとんどの人が「今日はやらない」という選択を取ると思う。私も正直な気持ちで言えば「その選択の方が正しい」と思う。ただこの厳し過ぎる条件のラウンドレッスンだからこそレッスン生さんは気付かれた事があった。
それは「スイング中は手の力を抜く」ということであった。
拍子抜けな程のいつも通りの教えだが、極寒の中での気付きはそんな気楽な話ではない。寒さで指先から手の全体が痛くなってきて「手と指に力が入らない」という状態なのである。
雪の中でレッスン生さんは「手の力が抜けたら、冬の方が飛んでるよ!」と通常では考えられない事を言い始めた。「ついに寒さで何かが狂い始めたか」と思ったがそうではなかった。「普通によく飛んでいた。」
手の力は飛ばしには余り関係ない。だからこそ手の力は抜いた方がいい。「当たり前と思っていた事が、実は当たり前ではなかった」その事に気付いた時に何かが変わり始めるのかもしれない。
