夜中の4時に目が覚めた。何故ならゴルフが下手になる夢を見たからだ。
「何をしても上手くいかない」「どうなっているのか分からない」そんな状態だった。
小学校の低学年の頃からゴルフを続けてきたが、夢の中でゴルフが壊れた経験は初めてだった。
実体験では、ゴルフが壊れた状態(ラウンド中にスイングというか、ゴルフの全てが壊れた状態)になった事は何度もある。
1番最初に自分のゴルフが粉々に壊れた経験をしたのは中学生の時に出たキャプテン杯だ。きちんとした競技としては初めての体験だったと記憶している。関係者の方々のご配慮で、当時そのコースに在籍しているトップクラスに上手いプレーヤーの方々とのプレーさせてもらった記憶がある。正直な気持ちで言うと「そこそこ良い成績が出せる」と思っていた。何故なら毎日かなりの量の練習をしていたので「出来るかも」という自信があった。
意気込んで参加した初競技のキャプテン杯でスタートホールでセカンドショットでいきなりシャンクが出始めたのだ。そして2番ホールでキャディバックの中のボールが無くなって、プレー終了。そのシャンクが止まらなくなった状況の情景は今も鮮明に覚えている。
帰りのカートの中で涙が止まらなかった。そしてその時に初めてゴルフが凄く怖くなった。
ただ「泣いてても誰も助けてくれない」という事も何となく悟れた瞬間でもあった。この経験が「どん底から這い上がる時に人は強くなる」を初めて経験した時だったかもしれない。
話は最初に戻るが、人生経験を色々と積んでくると夢よりも現実の方が怖いことを覚えてくる。例えて言えば、オバケや幽霊よりも生きている人間の方が怖いはずだ。だからこそ「怖い夢なんぞ恐るるに足らない」と自分に言い聞かせた。
