前倒しスイングはスイングの完成度が上がるほどに前倒しの動作をしている様には見えなくなってきますが、やっている本人は「これでもか」という程に前倒しの動作を取り入れているという事は多々あります。
外から見えているモノと内情は全く違うという事になるのです。
もっと難しい話をすると、殆どの人は右打ちのゴルファーさんはダウンスイング以降で、(自分から見て)ボールの右サイドをインパクトポイントにしたスイング方法ばかりを考えています。ボールの右サイドに対してのクラブヘッドの入れ方を考えた挙句に「ダフるんです。」と真剣に悩んでいるのです。
よくよく考えてみてください。ボールの手前を打とうとしているのですから、ダフリとの紙一重な打撃方法を実行しようとしているのは貴方なのです。その事に気付くには、外から見えているモノと内情は全く違うという事を理解するところからレッスンが始まるのです。
前倒しスイングのレッスンとして難しいところは、モノも見え方と価値観はよく似ていて、新しいモノを理解することよりもこれまでの自分の価値観に合うモノを選びがちになることです。
中々ゴルフが上達しない本質とは、自分の価値観を変える事が難しいという事に近いのだと思います。巷では価値観の変化を伴う瞬間とは「闘病」「投獄」「倒産」だと言われますが、そのぐらいのショックがないと人間は変わらないのかもしれません。私は交通事故で死にそうになった影響で、大きく価値観が変わり、スイングも変わりました。正直に言って自分も交通事故に遭うまでは価値観(モノの見方)を変えれなかった人間の一人なのです。
だからと言って「価値観を変えろ」と伝えるつもりはサラサラありませんし、そんなに簡単に変わるモノでもありません。だからこそレッスン生さんには「すぐにゴルフは上手くはならない」と伝えているのです。
そもそも「簡単にゴルフが上手くいく方法がある」というのなら私が知りたいぐらいです。大抵の「簡単にゴルフが上手くなる方法」と「簡単に儲ける方法がある」は似ている気がするのですが、余りその辺りの事を言うのはよくなので、今回のブログはここまでにしておきます。
