· 

オリンピックを振り返って⑥【7月31日】ビクトル・ホブランド選手のスイングを近くで見た感想

 7月31日は【10時18分スタート】ノルウェー代表 ビクトル・ホブランド選手、スペイン代表 アドリア・アルナウス選手、フランス代表 アントワヌ・ロズネ選手のウォーキングスコアラーを担当させて頂きました。

 

 今回の3名の選手に同行して感じた事は、ビクトル・ホブランド選手はフェースを伏せて使うのが上手な選手だという事です。

 

 垂木プロ流でホブランド選手のスイングを解説すると、ダウンスイングの切り返しに「力み(腕の力み)」がなく、フェース面がボールに当たる(インパクト)まで「両胸の面が目標方向に向かない(開かない)」ことがホブランド選手のスイングの魅力です。ダウンスイングで「腰をキル(開く)」などが無いスイングなので「選手生命の長いスイング」だと感じました。身体に優しいゴルフスイングに似ているスイング動作が多く

 ホブランド選手のスイングは実際に生で見ると「ダウンスイングの力感」や「クラブの使い方」に魅力が溢れていて、私が提唱する「垂木プロの身体に優しいゴルフスイング」とも似ているスイング動作が多くレッスン生の方にも非常に参考になるスイングですが、なかなか画面越しでは「その良さ」が伝わってこないところが、ちょっと(かなり)残念に感じます。

 話が少し逸れましたが、ホブランド選手のスイングを近くで見ていて、これからの活躍が楽しみな選手だと感じました。

 

 次の日のブログはこちらです→オリンピックを振り返って⑦【8月1日】コリン・モリカワ選手を近くで見た感想

 

 動画(垂木プロゴルフチャンネル)にて、さらに詳しく振り返ります→垂木プロの備忘録③【男子ゴルフ】第3ラウンドの振り返り【2021年7月31日】